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孤独・怒り そして希望
新年あけましておめでとうございます。
そぞろ日記」のmiyauでございます。

2006年は、個性豊かで幅広い考えを持った素敵な皆様に、私の文章におつきあいいただけて、大変光栄でした。ありがとうございます。
さて、2007年の1月1日という日に、担当が決まったので、「お正月」「初夢」という題に相応しい内容にしたい。「何を書こうか」と、ぐだぐだと考え続けても思いつかず、年の瀬も押し迫った大晦日の夕方に、「あー、もう時間が無い。とにかく何か思いつくことを書くしかない!」と、懲りもせず2006年の習い性どおりに駄文をつらつらと書きなぐっております。
新年早々に私の駄文におつきあいいただける皆様に心よりの感謝と愛を込めて、新年のご挨拶とさせていただきます。




昨年は、年明けに耐震偽装問題、ライブドアによる粉飾決算に始まり、年末にはタウンミーティングやらせ問題に、いじめ自殺騒動や未履修単位問題で蓋をして、教育基本法の改悪を強行採決し、戦争のできる普通の国を目指す人々によって防衛庁の省への昇格が決まった。
大人が子供にいじめちゃだめよと言いながら、個人に対してはけしからんとバッシングをするマスメディア。マスメディアによって、差別発言を繰り返す税金私物化恫喝爺東京都知事殿は、なあなあと擁護される。
粉飾・嘘っぱちで塗り固められた「美しい国」ぶりが、恥ずかしげも無く繰り広げられた。赤面して日本人であること自体を恥じ入りたくなる出来事の連続だった。
そんななかで、リニューアルした「Under the Sun」。ここに集まるみなさまが、人が人として大切にされる世の中であって欲しいという願いを込めて、日々ブログを更新し、必死の思いで世の中に訴え、語りかけ続け、多くのTBやコメントを寄せていたことは、私に末法の世を照らす希望の光、未来を指し示す灯台の光を思わせて、たいそう勇気付けられた。
また、みなさまのブログでの考察や記事やそこに集まるTBで多くの考え方や埋もれていたニュースを知ることで、昨年はじめの自分より、考えをより深く、視野を広く持てるようになったのではないかと思う。

学校なんていうものを卒業してからかなり年月が流れたが、紹介した本だけでなく、多くの本も読む気になったのは、プライベートで様々な出来事があり、時間が出来たということだけでなく、自分でブログをやることや「Under the Sun」で、他の情報を持った人々との交流によって自分の不勉強を思い知ることからだった。
一人で正しいと思うことを為すことは、なかなか難しいのが実情だが、一人ではないということを知ることで、正しい考えを行動に繋げていける力になる。
ノーム・チョムスキーが「全ての権威主義とたたかえ」と、どこかで言っていた言葉にしても「自分のやるべきことは、自分で考えるしかない」と言ったということも、自らの意見を主張しようとする際に、「正しいと思うことを行う」ということが、孤独を覚悟の作業であることを象徴してる。
ただ、このような真の孤独に向き合うこと、孤独を覚悟して表明し行動することでしか、「一人ではない」ということを、実感する道を辿ることも出来ないのだろうとも思うのです。
マスメディアで垂れ流す情報を鵜呑みにして、操作される「普通の人々」との隔絶という孤独は、虚構のぬるま湯から抜け出して、現実と向き合う一見辛い状況に自らを立たせること、自らの相対性を自覚し、はじめて一個の人格として地に足をつけることで、真に自らが求める「孤独の克服」を知る前提を身に付けることができるものだろう。

自らの足で立たない者の孤独が孤独でないのと同様にその「愛」や「自由」も、虚構のものでしかないことを実感する。

真の孤独を知る道は、真の自立の道であり、自らの生を自らの手に取り戻す、隷属からの解放、生の喜びをも意味する。

言葉の潜奪を嘆くには、言葉の潜奪を知らなければならない。知らない者は隷属させられたままであり、自らが奪われていることすらわからないのだから。深い「孤独」、「嘆き」「悲しみ」「怒り」を知っていることは、真の「希望」「夢」「愛」を知る可能性を指し示す、未来を照らす光になる。

私にとっては、心からの怒りや悲しみこそが、自分自身の望む「希望」に連なる道だから。様々なことに憤り、毒舌を吐きながらでも、きっと、鼻歌も歌いながら、楽しみながら、人に優しく、権力に厳しく。自らの生を豊かに生きていける。それが少しは何かの役に立つ。2007年がそんな年であることを夢想して。
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by uts_home | 2006-12-31 21:08 | コラム
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