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かけがえのない、この自分---T.N.君の日記
 永い間ご無沙汰しておりました、T.N.君の日記です。その間、色々ご心配やご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。久しぶりに、UTSにコラムを書こうと決意し、パソコンの前に向かいましたが、なかなか言葉が出てきません。今週のお題が「子・孫への手紙」という難題であるからなおさらです。

 僕は子供の頃、「わかる算数」(遠山啓 著、むぎ書房)というテキストで算数の勉強をしていました。ちょうど学校で足し算や引き算を習い、指やお金を駆使してなんとか答えを導き出そうとしていたのですが、どうしても位取りが呑み込めずに苦労していたのです。見かねた父親が見つけてきた教材が、冒頭の「わかる算数」だったのです。「わかる算数」では1のタイル、5のタイル、10のタイル、100のタイルを実際に使いながら、5+7=10+2という具合に、位が1つ上がることを実感しながら学んでいける算数の学習法が丁寧に指導されていました。勘のいい子どもには少々まどろっこしいのかもしれませんが、算数の勉強で一人の落ちこぼれも出さないように教えるにはどうしたらいいのか、それを徹底的に追求した、柔和でかつ情熱的な眼差しに溢れたテキストでした。





 大人になって岩波新書『数学入門(上・下)』で、あのわかる算数の先生の名前を見かけ、嬉しくなって買い求めたりしましたが、じっくり読むことが出来ずにあえなく挫折してしまいました。改めてもう少し読みやすそうなものを捜し求め、『かけがえのない、この自分』(太郎治郎社)に出会いました。そうか、僕の算数の先生は、とても情熱的で決して人を諦めない優しい人柄の先生だったのだなと、改めて実感させられました。その著書の中で、秀才ぞろいの家庭にあって、自分だけがのろまなことに悩む高校生に送った手紙があります。その高校生は、どうしてもテストで点数が取れません。高校入試の時分には、なんとか点数が伸びるようにと、母親は彼に猛特訓をしていましたが、その成果がないことを知ると、手のひらを返したように勉強に関することを口にすらしなくなりました。少年は見捨てられたと思うようになり、そのような母親の成績至上主義的な態度に軽蔑と嫌悪感を抱きさえします。すぐにでも家を出て、大好きな焼き物の世界に進みたいと思う彼に、先生の送った手紙を少々長くなりますが以下に引用したいと思います。

 (前半部 略)
 それにつけて、何かの参考になるかと思うので、僕が若い頃に体験した一つの考えを書いておこう。それについて考えてみてくれたまえ。何かのたしになるかもしれない。
 大学生のころ、ぼくは哲学の本をいろいろと読み漁っていた。そのとき、ぼくはライプニッツの『単子論』という本を読んだ。読み進んでいくと、「不可識別者同一の原理」というのにぶつかった。こうかいただけでは何のことかわからないだろうが、わかりやすくいうと、この世界にどうしても見分けのつかないものがあったら、それは、じつははじめから同一のものである、ということだ。それをただこむずかしく言い表したものにすぎない。これは裏からいうと、相異なる二つのものはかならずどこか違ったところがあって見分けがつく、ということになる。これはだれ一人否定できない明白な事実だ。
 他人には見分けのつかない一卵性双生児だって、親の目からみると、どこか異なったところがあって識別できる。また、世界中の何十億の人間がいても、ひとりひとりの指紋はみなちがっている。別のことばでいうと、この世の中には完全におなじものは二つとない、ということだ。(中略)
 僕は考えた。
 「あの遠い天の川の向こうまでいっても、このおれとおなじ物体は一つもないのだ。すると、この広い宇宙のなかで、このおれはかけがえのない存在なのだな。いや、空間のなかばかりではなく、時間のなかでもそうなのだ。何億年の過去から何億年の未来にわたって、このおれと寸分違わないものは、このおれのほかにはいちどだって出現することはないのだ」
 そう思うと、なにかそら恐ろしくなって、からだの奥がふるえたような気がした。しかし、その恐ろしさはしだいにうれしさに変わっていった。この自分が、大きい空間と長い時間のなかで唯一のものである、ということを悟ったとき、ふしぎなうれしさが湧きあがってきた。
 (中略)
 また、ずっと後になって、親鸞の『歎異抄』を読んで、つぎのようなくだりにぶつかった。
 「聖人のつねのおほせには、弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり」
 これも我流の解釈によると、ライプニッツとおなじことを言っているように思えた。
 弥陀というのは造物主といっていいだろう。造物主は丹精こめて宇宙のなかでかけがえのないこのおれを造ってくれた。このおれは造物主の無限の愛によってこの世に生を享けた。そして、このおれを救うために造物主は無限の努力をつづけてくれている。
 ぼくはそういう意味にとった。そうすれば哲学者のライプニッツと宗教家の親鸞とはおなじことを別のことばで言い表しているだけだと思った。
 ひとりの人間も、一匹のネズミも、一個の石も、みな造物主が全力をつくして造りだしたものだとすれば、そのあいだにねうちの差などありようがない。この宇宙のなかの万物にはもともと定価表などなかったのだ。定価表は人間があとから勝手に決めたものにすぎない。学校の点数などもともとちっぽけな定価表にすぎない。(後略)

 算数に躓いた自分に、父親が差し出してくれた教材に、著者と父親の子どもへ向けたメッセージが込められていた事に、大人になって気付いたのでした。

 今回のお題は「子・孫への手紙」ということでしたが、僕は子供にあてた手紙を書くことが出来ませんでした。僕は父から手紙を受け取ったことは殆どありませんが、ああ、これは父からの手紙だなと思った、遠山啓の手紙を紹介させていただきました。
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by uts_home | 2007-03-08 00:22 | コラム
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