【小さな灯り】
え~~まずは……ゴメン。
私事とパソコンのトラブルで、パソコン触るコトできなくて、開けてみたの、今日(20日)だった。しかもついさっき。
ちなみにパソコンのトラブルはネット関係なので、自宅じゃなくって、現在インタァネットカフェで書いています。
台風やら何やらじゃなかろうかと、みなさんご心配おかけしました。
おまけに日程までくりあげてもらって(
華氏さん、ありがとうございます)、ううッ。
いや~しかし、次のお題がヤバイかなぁと思ってたんだけど、まさかトップだったとは……
今回のお題「希望の兆し」……ですか。
たしかに今の社会を見ると、不安なコトばかりが眼につくでしょう。
どんなに不安に思っても、1人の力では何もできない。ただ流されていく方が、不安を感じずにすむ……
しかしその中にあっても、考え方や立場をこえて、扉をたたこうとしている小さな力は無数にあります。
元々この「Under the Sun」は「このままでいいんだろうか?」「おかしくなっているんじゃないだろうか?」どこかの、何かの引っかかりが気になって、ちょっとだけ脚を止めて首をかしげている人間たちの集まりです。
ボクたちは預言者たちの集まりでもなければ、予知能力者の集まりでもありません。
ただ普通に日々の糧を求め、汗を流し、その日を暮らす、ただの人間たちです。
そんなただのボクらが、こんな風に言葉を寄せ集める。
耳をすませばどこかからか、風に乗って応える声が聞こえてくるかもしれません。
最後にギリシア神話から、誰でも知っているおハナシを。
神々の元から火を盗み取ったプロメテウスと人間をこらしめるために、神々は災いを送りこむことにしました。
女神たちから、あらゆる女性のすばらしさを与えられたパンドラという女性は、最後に決して開けてはいけないと云われた箱を与えられて、プロメテウスたちの前に現れます。
プロメテウスの弟は、たちまちパンドラのとりことなり、兄の忠告も聞かずに彼女と結婚します。
しかしパンドラは神々から与えられた箱の中が見たくて、ある日とうとうその箱を開けてしまいます。
その途端、箱の中に閉じこめられていたあらゆる災厄――憎しみ、ねたみ、そねみ、人を傷つける心などが、たちまち世界に広がっていったのです。
慌てたパンドラは急いで蓋をしめました。
箱の中にのこったのは、未来のすべてを知る力だけでした。
一般に最後には希望がのこったとされますが、コレは間違のようです。
未来を知らずに生きていけることは、人間にとって希望をもって生きていけるということから、混同されたようです。
ほんのちょっと先のことすらわからずに生きていくということが、どれほど希望に満ちたことであるか……ということです。
たとえどのような未来であろうと、進んでみなけりゃわからない。
暗がりを進むのなら、灯りが必要だ。たとえどんなに小さな灯りであろうと。
さて……小さな灯りを手にして、扉を開けましょうか。